東前頭筆頭の藤ノ川(21=伊勢ノ海)が、珍しく立ち合い変化で勝った。西前頭筆頭の隆の勝(31=湊川)に対し、立ち合いで左に動き、ほぼ相手に触れることなく引き落とした。
日本相撲協会の幹部は、この動きに理解を示した。八角理事長(元横綱北勝海)は「(変化も)あるぞって見せるのもいいんじゃない。前に持っていこうという馬力があって、普段の努力があるからああやって決まる」と前向きに受け止めた。
幕内後半の審判長を務めた浅香山審判部長(元大関魁皇)は「藤ノ川はしっかり当たるイメージが強いから、隆の勝はしっかり当たっていったのでしょう。引かれて負けた時は、負けた方が悪いと言われますから。相手を見ていかないといけない」と話した。

