「ラフファイター」のプロボクシング元日本フェザー級王者渡辺一久(25=フリー)が22日、都内で行われた「K-1

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 日本代表決定トーナメント」(東京・国立代々木競技場第1体育館)の前日会見で存在感を見せつけた。ボクサー時代の日本王座防衛戦で、相手を投げるなどの反則行為を犯し、所属した角海老宝石ジムが「半年間、試合を自粛した」と振り返るほどの札付き。この日は真っ赤な上下のスーツ姿で登場した。たどたどしい日本語であいさつした韓国人ファイター、イ・スファンをまねて「みなさま、こんにちは。あしたは、いい試合して勝ちます」とあいさつ。すると突然席を立ち、コスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎と握手し、「あっ間違えた」と対戦相手の上松大輔と握手し直すなど、主役を演じた。

 これには谷川貞治イベントプロデューサーも「彼にはオーラを感じる。60キロはああいうキャラが引っ張る可能性がある。渡辺が出ると決まったらめっちゃチケットは売れた。これは武田幸三以来」とスター性に期待した。