総合格闘技興行SRCを運営するワールド・ビクトリーロード(WVR)の向井徹社長は17日、レスリング全日本選抜選手権グレコローマン2連覇の実力者・北野克哉(24)とプロ育成契約を結んだことを明かした。北野は6月に行われたSRCのプロ育成選手選考会に参加を希望していたが、レスリング全日本合宿を優先して不参加。後日に個別の選考テストを受けていた。向井社長は「プロ育成で契約したが、本人がロンドン五輪を目指しているので、それまではレスリングに専念する」と説明した。SRCは6月の選考会で、レスリング全日本選手権7連覇を誇る田中章仁(27)をプロ育成選手として契約している。