<新日本:月寒大会>◇19日◇北翔クロテック月寒ドーム◇5000人

 IWGPタッグ選手権のともえ戦で、永田裕志&井上亘組の青義軍の王座奪取はならなかった。第1試合で王者組のジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン組に勝利。あとは残りの挑戦者組となる高橋裕二郎&内藤哲也組を撃破すれば王座奪取となったが、井上が内藤にフォールを奪われて敗退。逆にバーナード&アンダーソン組に高橋&内藤組から白星を奪われ、最後も永田&井上の好連係もむなしく、井上がアンダーソンにガン・スタンからの片エビ固めでフォール負けを喫し、王者組の初防衛を許した。

 永田は「負けはしたが、今回のタッグ戦線で井上の成長と自分自身の気持ち若返りがあったのは大きな収穫。負けても次のチャレンジできるのだから、プロレスラーは恵まれている。次は(8月の)G1で優勝を狙いにいくさ」と意欲満々だった。