<SRC14>◇22日◇東京・両国国技館

 ミドル級王者ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)が2度目の防衛に成功した。09年1月の初代王座決定戦で対戦した三崎和雄(フリー)との再戦だったが、1回にテークダウンを奪われ、2回には前方チョーク式裸絞めを仕掛けられるなど劣勢の展開。3回には右ストレートでダウンを奪ったが、逆に4回に左フックでダウンを奪われる拮抗した戦いを続けた。ただ最後の5回でテークダウンを奪い、パウンドで猛攻を仕掛け、4分31秒、敵セコンドからのタオル投入でTKO勝ちとなった。

 サンチアゴは「三崎は最高の日本人選手。また彼が私を止めにくるだろうが、それまで自分も戦い続けたい」と口にしていた。