22日のSRCミドル級タイトル戦で同級王者サンチアゴ(ブラジル)に敗れた三崎和雄(フリー)が30日、都内のSRC本部道場で会見を行った。試合後に体調不良を訴え、会見できなかったため、あらためて同日、自身の希望で報道陣の質問に応じた。試合後に病院に直行して検査入院したが、大きな故障はなかったという。ただスタミナ切れで酸欠状態になった影響もあり「2回以降の記憶がない」とギリギリで戦っていたことを明かした。

 09年1月に続いて、2度目もサンチアゴを撃破できなかったが、ともにラスト5回まで戦う接戦の内容だった。悔しさが残っている崎は「いつか再戦したいと思う。再戦を熱望しています」と口にしていた。