全日本プロレスは14日、所属選手の3冠ヘビー級王者諏訪魔が10日の後楽園大会で客席にマイクを投げた行為について謝罪、処分を下したことを発表した。試合当日、諏訪魔は河野真幸と組み、メーンイベントで真田聖也、浜亮太組に勝利。その直後、リング上で新世代軍の解散について各選手と意見をぶつけ合った。その際、ヤジや非難をしていた観客席に向け、握っていたマイクを投げつけていた。全日本は「弊社所属諏訪魔選手の行為、態度につきまして、ファンの皆様ならびに関係各位の皆様に大変なご迷惑をおかけし、また不快な思いをさせてしまいましたことを、深くおわび申し上げます」と正式に謝罪した。

 また諏訪魔に対して「このような行為はプロレスラーとしてのみならず、社会人としてもふさわしくない、恥ずべき行為だと考えております」と、厳重注意と3カ月間の30%減給処分を下したことを合わせて発表した。