<ゆずポン祭>◇31日◇東京・新木場1st

 RING◇442人

 1月23日に旗揚げする新団体スターダムの練習生、美闘陽子(23)と須佐えり(17)が3分間のエキシビションマッチで初めてリングに上がった。風香から「スター候補」と期待されている美闘は、極真空手全国大会2位の蹴り、柔道経験をいかした腕ひしぎ逆十字固め、170センチ、65キロという恵まれた体格を使って攻め立てる。7歳から観戦しているという「プロレスおたく」須佐の足関節や丸め込みでヒヤリとする場面もあったが、優勢のまま3分間が終了。須佐は「緊張で動きがぎこちなくなったけど80点」と、美闘は「めっちゃ緊張したけど、やれることは出し切った。でも、蹴りで倒したかったので、旗揚げまでに磨きをかけて、ゆずポンよりいい蹴りができるようにする」と話した。風香GM(27)は「技術はこれくらいできると思っていたけど、いい試合でメインの愛川につないでくれた。愛川も含めて今日は120点あげたい」と教え子たちに合格点。「旗揚げまでにもっと練習して、もっとみなさんをビックリさせたい」とさらなるレベルアップを誓った。