5日のボクシングWBA女子ミニマム級タイトルマッチ(大阪・ATCホール)に出場する王者・多田悦子(29=フュチュール)と挑戦者アマラ・ゴーキャットジム(21=タイ)の予備検診、調印式が3日、大阪市内で行われた。予備検診では体調に両者とも異常はなかった。身長、リーチで王者がそれぞれ10センチ以上上回った。

 4度目の防衛戦となる多田は「日本での試合は1年ぶりなので楽しみ。アマラは小さいという印象」。初防衛戦ではアマラの双子の妹ヤニに不本意な内容の判定勝ちをしており「あとの時の自分とは違う」と自信を見せた。一方のアマラは「体調は万全。100%の仕上がり。WBAの王者になってタイに帰りたい」と王座奪取を誓った。