プロレスラー安田忠夫(47)が27日、都内で引退興行(2月4日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開いた。メーンイベントで天龍源一郎(60)と戦う。引退試合とあって、K-1ファイターのレバンナらむちゃな候補との対戦を希望したが、結局は同じ相撲からプロレスに転向した大先輩と戦うことになった。「安田の引退試合ではあるけど、天龍さんの引退試合にもなります。ご期待ください」と勝手に宣言すると、天龍から「誰も期待してねえよ!」と即座に突っ込まれていた。この興行では曙とのシングル、大谷晋二郎と組んでの高山善広、鈴木みのる組とのタッグに出場するなど、3試合出場のフル回転でリングに別れを告げる。引退後はブラジルに渡り、相撲普及に従事するという。