<UFC128>◇19日(日本時間20日)◇米ニュージャージー州ニューアーク・プルデンシャルセンター

 UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ(5分5回)が行われ、挑戦者のジョン・ジョーンズ(23=米国)が、同級王者マウリシオ・ショーグン(29=ブラジル)を下し、新王者となった。1回からジョーンズが主導権を握り、テークダウンを奪取。長いリーチを生かして敵の顔面にひじとパウンドを振り下ろした。

 2回以降もバックエルボーなどで追い詰め、一方的に攻め続けた。再びガードポジションで右ひじを振り下ろして大ダメージを与え、最後は右ひざが入ってショーグンが崩れ落ちるとレフェリーストップ。ジョーンズが3回2分37秒、TKO勝ちをおさめた。

 05年旧PRIDEミドル級GP覇者でもあるショーグンを倒したジョーンズは「すごくいい気分だ。夢が現実になった」と感無量の表情。初防衛に失敗したショーグンは「彼が上だった」と完敗を認めた。