<スマッシュ:東京大会>◇31日◇後楽園ホール◇1200人

 新日本のIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)が、4月1日付で同団体に加入するKUSHIDA(27)のスマッシュ最終戦を観戦した。

 ベルトを肩にかけて登場し、得意のエアギターを披露してファンの歓声を浴びた。リング近くの関係者席に座ると、神妙な面持ちでメーンのKUSHIDA-大原はじめ戦を見届けた。

 KUSHIDAがフィンランド式フォアアームを食らって敗れると、棚橋はTAJIRIに促されてリングへ。「KUSHIDA選手を迎えにきました。クッシー、この恩は新日本で返して行こう」と語りかけ、2人でリングを下りた。去り際にはTAJIRIから「KUSHIDAをよろしくお願いします」と声を掛けられ、表情を引き締めていた。