亀田ジムは6日、来月8日に福岡九電記念体育館でWBC世界ユース・バンタム級王者の亀田和毅(19=亀田)が、挑戦者ボーイ・ドンディー・プマール(21=フィリピン)と初防衛戦を行うと発表した。WBCユースタイトル戦が日本国内で開催されるのは初めてとなる。

 和毅は現在、メキシコで調整中のため、同ジムを通じて「今回の試合では亀田3兄弟の3番目ではなく『亀田和毅』をしっかりアピールしたい」とコメント。和毅の代わりに都内で会見したWBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24=同)は「福岡で良いイベントができて、うれしい」と口にした。

 また同興行ではWBC女子世界ユース・アトム級王座決定戦の開催も決定。WBCアトム級14位の黒木優子(20=関)が、ノンキャット・ロングレンギーラ・コンケーン(23=タイ)と王座を争う。

 ユース王座は主に若手育成を目的としたタイトル。WBCではユース王座挑戦に年齢制限を設けており、条件として18歳以上、23歳以下と定めている。日本プロボクシング協会は4月下旬、ユース王座の国内開催を条件付きで認めていた。