<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア>◇10日◇東京・後楽園ホール◇2005人

 18日に大阪で行われるIWGPヘビー級選手権の前哨戦のタッグマッチで、王者・棚橋弘至(34)と挑戦者・後藤洋央紀(31)が激突した。棚橋が永田裕志(43)、後藤が本間朋晃(34)をパートナーに激しくやり合った。後藤がラリアットで棚橋を場外に吹っ飛ばせば、棚橋が場外で後藤を蹴りまくる。最後は永田が、本間から得意の岩石落とし固めでフォールを奪った。

 棚橋は「ずっと前哨戦をやってきたけれど、後藤の攻撃が重たい。あいつの攻撃は、俺の大胸筋をこえて胸骨に響く。期待通りの挑戦者が現れた。最高の試合をして、最高に盛り上げて、俺は引き続きベルトを持って次の街へ行く」と話した。