<ノア:ナビグ・ウイズ・ブリーズ>◇11日◇東京・ディファ有明◇1400人

 26日の東京・後楽園大会でGHCジュニアヘビー級王座を賭けて戦う、王者・鈴木鼓太郎(32)と挑戦者ロデリック・ストロング(27)の前哨戦が行われた。試合前の調印式では「絶対にベストをとる」と宣言したストロングに対し、鼓太郎は「俺には、まだやることがある。負けるわけにはいかない」とにらみ返した。

 鼓太郎はリッキー・マルビン(31)、ストロングはボビー・フィッシュ(34)をパートナーにタッグで激突。試合開始からストロングの水平チョップと鼓太郎のエルボーの応酬で、一気にヒートアップ。最後はストロングがタイガードライバーで、19分58秒にマルビンをピンフォール。王者に、その力を見せつけた。

 鼓太郎は「ストロングは力が強い。でも、俺はもっと強いやつとやってきた。後楽園ではリベンジする」と話した。