K-1ヘビー級王者の京太郎(24=チームドラゴン)が15日、全日本プロレスでのデビュー戦となる19日の両国大会(東京・両国国技館)へ向けて、報道陣に練習を公開した。船木誠勝との対戦に備え、持ち味の打撃力を強化。前田憲作氏、柳沢龍志氏の指導のもと、新たに習得したカポエラキックやエルボーを披露した。

 京太郎にとってプロレスのリングは、昨年2月28日に新日本の興行で中邑真輔とエキシビションマッチを行って以来で、本格参戦は今回が初めて。K-1出場時より約10キロ増の110キロまで体重を増やし、パワーアップを図った。

 幼少の頃から大のプロレスファンだった京太郎は「試合ができて本当にありがたい。デビュー戦で船木選手との対戦を組んでいただいた全日本関係者に感謝したい。プロレスをやる側になって初めて、どれだけ大変なのか分かった。体重を増やしても動ける体になったし、全力で戦いたい」と闘志を燃やした。