<全日本:クロス・オーバー>◇16日◇横浜・赤レンガ倉庫1号館◇350人

 19日の東京・両国大会でK-1ヘビー級王者・京太郎(24)と対戦する船木誠勝(42)が、大一番へ向けて万全の態勢をアピールした。京太郎戦へ向け「2年前の8月に20数年ぶりにプロレスに復帰した。この1年10カ月の集大成になるよう、必ず自分の土俵で戦う」と決意表明した。

 この日は鈴木みのる(43)と組んで、ジョー・ドーリング(29)レネ・デュプリ(27)組と対戦。地元横浜で張り切る相棒の鈴木は、ドーリンク相手にロックアップで力比べを挑むなど気合十分。外国人組の巧みな連係プレーに苦しんだが、最後は船木が必殺のクロスヒールホールドでデュプリをギブアップに追い込んで勝利した。