<プロボクシング:東洋太平洋、日本スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール◇1200人

 同級王者のチャーリー太田(29=八王子中屋)が東洋王座は5度目、日本王座は4度目となる防衛に成功した。東洋太平洋同級2位で日本同級1位の柴田明雄(29=ワタナベ)の挑戦を受け、序盤から王者らしく試合の主導権を握った。6回、2度のダウンを奪うと、さらに左フック、右ボディーなどで攻め続け、レフェリーストップ。6回1分53秒、スリーノックダウンによるKO勝利をおさめた。柴田とは昨年3月以来となる再戦だったが、現王者が連勝した。

 勝利したチャーリーは18勝(13KO)1敗1分け、負けた柴田は16勝(8KO)7敗1分けとなった。