<ユニオン:6周年記念大会>◇22日◇東京・新宿FACE

 エル・ジェネリコ(カナダ)が高木三四郎(41)を下し、DDTエクストリーム級王座2度目の防衛に成功した。試合形式を決める権利のある王者ジェネリコは、キャンプ場や遊園地、本屋や商店街など「路上プロレス」を得意とする高木の土俵とも言えるエニーウェアフォールマッチを指定。どこでもフォールすることが認められるため、2人はロビーやバックステージ、喫煙所やトイレなど、会場の至る所で戦いを繰り広げ、イスや机、ギター、自転車、スケートボードなどを使い激闘を展開した。最後はコーナーパットの上にたたきつける雪崩式垂直落下式ブレーンバスターでジェネリコが勝利。高木は「世界規模のレスラーだ」と完敗を認め、次期挑戦者には9月の大会で海外流出を許した木高イサミ(30)との名乗りをあげた。ナオミ・スーザン代表は1月3日の後楽園ホール大会での王座戦を決定。ジェネリコは「このベルトは今までのキャリアで守るのが最もきついベルト。でも、自分はチャレンジが好き。今後もいろんな国で戦い続け、ベルトを守り続ける」と宣言した。

 また、SGP認定グローバルジュニアヘビー級選手権は、チェリーとアップルみゆきがそれぞれマスクを被り、宇宙銀河戦士ソフィア、宇宙銀河戦士ジャスティーヌとなって敗者覆面剥ぎマッチで対戦。王者チェリーが春夜恋で勝利したが、試合後はジャスティーヌの母が現れ、この日レフェリーを務めたウルトラマン・ロビンとの3WAYマッチでタイトルマッチが行われることになった。