プロボクシングの帝拳ジムは30日、都内で、4月6日、東京国際フォーラムホールAでダブル世界タイトルマッチを開催すると発表した。WBC世界スーパーフェザー級王者粟生隆寛(27=帝拳)は同級1位ターサク・ジャンデーン(タイ)と3度目の防衛戦、WBC世界バンタム級王者山中慎介(29=帝拳)は、元2階級王者で、元3団体統一世界スーパーフライ級王者ビック・ダルチニャン(オーストラリア)と初防衛戦を行う。

 当日が28歳の誕生日となる粟生は「いい誕生日プレゼントと思って、自分の力をしっかり証明したい」と意気込んだ。初防衛戦で世界的なビッグネームでもあるダルチニャンを迎え撃つ山中は「ワクワクしている。熱く激しい試合になる」と話した。また、同日には前WBC世界フェザー級王者長谷川穂積(31=真正)が1年ぶりの再起戦としてフェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)と対戦する。