<ゼロワン:勢×勢×勢>16日◇東京・後楽園ホール◇7試合

 大谷晋二郎(39)は崔領二(31)ゼウス(30)とタッグを組み、本間朋晃(35)佐藤耕平(34)KAMIKAZE(40)組と対戦。大谷の得意技の顔面ウォッシュを、逆に本間に仕掛けられて「やり方が違うんだよ!」とやり返す熱い戦いを見せた。

 最後は孤立した崔が佐藤の原爆固め、KOMIKAZEの月面水爆、そして本間のこけし(直下式ダイビング・ヘッドバット)と必殺技を3連発で被弾。崔が17分27秒、本間に体固めで敗れた。

 大谷は「意外や、意外。向こうのチームワーク良くて。負けは負けだな、悔しいけど。本間という男が、どれほどのものか分からないけど、このままじゃ終わらない」。崔は「まだ、旅の途中でしょ。こんなもん、勝ったり、負けたり、紙一重なのは分かっている。あきらめたら終わり。モチベーションはマックスだ」。ゼウスは「悔しいな。これが自分の実力や。俺は絶対にプロレス界の頂点へたどり着くから、見とってください」と話した。