WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29=大橋)が、6月20日のWBC同級王者・井岡一翔(23=井岡)との団体王座統一戦(大阪・ボディメーカーコロシアム)へ向けて5月31日、実戦形式の調整を行った。横浜市内の所属ジムで、WBA世界フライ級13位の村中優(26=フラッシュ赤羽)と6回のスパーリングを実施。上の階級の世界ランカーを、接近戦での強打の右フック、ストレートで吹き飛ばすなど、破壊力アップの感触をつかんだ。2月からスタートしたスパーリングは既に200ラウンドをオーバー。実戦感覚を研ぎ澄ませて団体王座統一に挑む。