ノアのリッキー・マルビン(32)が14日、ラゾーナ川崎プラザソルの試合前に、怒りの緊急会見を開いた。リッキーの怒りの矛先は、GHCジュニアヘビー級王者・金丸義信(35)。9月8日の横浜ラジアントホール大会から始まるジュニア・タッグリーグ戦に、金丸は平柳玄藩(32)と組んで出場予定だが、前日に「KENTAも丸藤も出ないなら、俺も出たくない」と言い出していた。

 金丸とKENTA、丸藤はGHCジュニアヘビー級王座をめぐって、幾多の名勝負を繰り広げてきた仲。その2人がヘビー級の戦いに専念するために、ジュニアタッグリーグ戦にはエントリーしていない。

 7月22日の東京・両国大会でスペル・クレイジー(38)と組み、GHCジュニアタッグ王座を奪取したばかりのマルビンは「ふざけんな!

 丸藤もKENTAも関係ないだろ。今のチャンピオンは、俺らだ。自分でリーグ戦を盛り上げる自信がないから逃げるのか?

 お前と平柳が、もし優勝できたら、そのままベルトをくれてやる。無理だろうけどな。なめるなよ」とまくしたてた。