K-1参戦経験のある元キックボクサーのラモン・デッカー氏(オランダ)が27日に死去したことが28日、明らかになった。43歳だった。

 欧州メディアが報じたもので、母国オランダで事故死したという。同氏はK-1で小比類巻太信らとの対戦経験があり、05年3月のHERO’Sで総合ルールにも挑戦し、須藤元気と激突していた。ムエタイやキックボクシングで世界王者にも就き、オランダではキックの「至宝」と呼ばれていた。