<国際プロレス>◇22日◇東京・新宿FACE

 国際プロレスなどで活躍し、昭和のマット界で悪役レスラーとして人気を集めた鶴見五郎(64)が22日、引退試合を行った。

 4年ほど前から足のすねの傷がふさがらず、徐々に症状が悪化。未練を残しながらも、「幕の引き時かな」と引退を決意した。この日は6人タッグマッチに出場。裏拳を披露するなど会場を盛り上げた。思い出の試合には、スタン・ハンセン、故ブルーザー・ブロディさんとの試合をあげた。「長いようで短いリング生活だった。これからは若い人のサポートができれば」と話した。