<プロボクシング:IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇香川・高松市サンメッセ香川

 元WBA世界フライ級王者で同級3位の亀田大毅(24=亀田)が、3-0の判定で同級4位ロドリゴ・ゲレーロ(25=メキシコ)を下し、王座に就いた。これにより亀田兄弟は史上初の3兄弟同時世界王者を実現した。IBF世界スーパーフライ級3位亀田大毅(24=亀田)○判定3-0×IBF世界スーパーフライ級4位ロドリゴ・ゲレーロ(25=メキシコ)【1回】ラウンド序盤は互いに様子をうかがう。1分が経過し、ゲレーロが徐々に距離を詰め始めるも、大毅はジャブやクリンチで近づけさせない。そのまま特に動きはなく、大毅が足を使いゲレーロを近づけさせないままラウンド終了。【2回】ラウンド開始直後からゲレーロが突進、左右のフックを振り回して襲いかかる。これに対し大毅は相手のパンチに合わせるように懐に飛び込み、クリンチを駆使して動きを止める。ゲレーロは途中からサウスポースタイルにスイッチするも、大毅は距離を詰めさせずアウトボクシングに徹してラウンド終了。【3回】