帝拳ジムのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(31)、同スーパーフェザー級王者・三浦隆司(30)、元世界2階級制覇王者・粟生隆寛(30)が29日、千葉・成田市内で走り込み合宿を公開した。

 27日から同市内のゴルフ場を借り、朝と夕の2部練習でアップダウンのきついコースを走り、下半身強化を行っている。10月に7度目の防衛戦が予定されている山中は「自分のボクシングは下が大切。楽しみは食事しかないが、試合の足腰作りをしたい」と話した。11月にV3戦を行う予定の三浦も「フィジカルトレーニングで体が強くなっている感覚がある」と手応えを実感。3階級制覇を目指す粟生は「良い試合をして、チャンスがつかめるように頑張るだけ」と話した。