<新日本:G1クライマックス24>◇10日◇埼玉・西武ドーム◇観衆1万8000人
三重・桑名工高レスリング部の同級生対決は、柴田勝頼(34)の勝利に終わった。
G1予選リーグ中に肋骨(ろっこつ)を痛めた柴田は、試合中に再び肋骨を強打。その後も、後藤洋央紀の強烈な蹴りを胸に浴びながら、バックブロー、裸絞めで反撃。最後はG
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sleepからPKで勝負を決めた。
柴田は「本当は決勝でやりたかった。だけど、戦うことによってあいつの意識を確認できました。今年のG1はそこそこいい夏だったけど、来年は最高の夏にしたい」と話していた。