元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者で日本ヘビー級2位の石田順裕(39=グリーンツダ)が、18日に大阪市内の所属ジムで会見し、日本同級王者の藤本京太郎(角海老宝石)との再戦に向けて仰天プランを明かした。

 4月に判定負けした京太郎と大みそかにタイトルをかけての対戦に向けて話し合いを進めていたが、京太郎が「日本人とはやりたくない」と拒否。それでも石田は「対戦を受けてほしい」と熱望し「本人と話せないのなら、(京太郎の)お母さんに直談判しに行く」と挑発。

 本石会長も「大みそかは京太郎選手の地元である大阪でやりたいと思っている。会場はまだ決まっていないが、出来れば井岡くんたちと一緒にやりたい」と再戦の計画を明かした。

 石田は「大みそかは嫁の誕生日。誕生日プレゼントとして勝ち星をあげたい」。14日には、UBOクルーザー級王者・ダビド・ラデフ(フランス)との前哨戦に勝利し、日本王者との最終決着を望んだ。