ボクシングの大橋ジムは22日、世界ボクシング協会(WBA)女子ライトミニマム級チャンピオンの宮尾綾香が10月25日に長野県千曲市の戸倉体育館で同ミニマム級12位の西村聡美(折尾)と5度目の防衛戦を行うと発表した。

 千曲市出身の宮尾は横浜市内の所属ジムで記者会見し「地元なのでいいところを見せたい」と必勝を誓った。

 31歳の宮尾は3月の防衛戦で、世界戦では初のKO勝ちを収めた。パンチを打つ際の踏み込みを強くし、パワーアップにも手応えをつかんでいるそうで「ボクシングを初めて見る人も多いと思う。分かりやすい勝ち方をしたい」と意気込んだ。