<新日本:後楽園大会>◇20日◇後楽園ホール◇観衆2015人(超満員)

 エース棚橋弘至(38)が、試合後のインタビューで感激の涙を流した。

 メーンの6人タッグで、真壁、飯伏と組んでオカダ、中邑、石井組と対戦。試合は真壁が石井を仕留め、正規軍の勝利に終わった。試合後は、3人で超満員の観客にあいさつ。インタビューでは「2014年という年は新日本が大きく動いて何もかもが変わった年。その中心にオレがいなかったから、この今の新日本の熱気、興奮をずっとメーン中心で2015年もやりきっていくので、突き合ってほしい。ずっとあきらめずに追いかけて世界に向け走ってきたから」と話すと、言葉に詰まり、目からは涙があふれた。

 そして「ありがとうございました。感謝の言葉が見つからないです」と、マスコミを通じファンへ感謝の気持ちを伝えていた。