日本人初の3階級制覇を達成したWBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24=亀田)が24日、沖縄を「準本拠地」として定期的に合宿を行うプランを明かした。この日、那覇市内の漫湖公園を走り込み、弟大毅(22)とともに沖縄で初めて行った4日間の合宿を打ち上げた。期間中は地元の歓迎ぶりに加え、元WBA世界スーパーライト級王者平仲明信氏が会長を務める平仲ジムでトレーニングを行うなど施設面が充実。興毅は「沖縄は気候もええし、これから先も1年間で何度も合宿をできる。寒いとやる気が出ないものやけど、そういう時期に沖縄に行くのはとくにいい」と話した。4月2日には、大毅が沖縄県立武道館で53・0キロ契約10回戦を行う。