新日本の東京ドーム大会(来年1月4日)に、ルチャリブレが生んだ最大のスター、ミスティコ(25=メキシコ)が参戦することが19日、分かった。新日本は東京ドーム開催20周年を迎える一大イベントに向け、世界のトップレスラー招聘(しょうへい)に動いており、その1人として初来日となるミスティコ参戦にこぎつけた。近日中に発表される。

 ミスティコはメキシコの貧民街出身で、孤児院でルチャリブレを学んだ。まさに漫画「タイガーマスク」を地でいくレスラー。169センチ、75キロと小柄だが、異次元の空中殺法でスターダムにのし上がった。メキシコでは清涼飲料水、アイスクリームのパッケージにも登場し、北京五輪のリポーターも務めた国民的英雄。日本で言えば故ジャイアント馬場さん並みのステータスを持つ。

 東京ドーム大会では、タイガーマスク、金本浩二ら新日本の誇るジュニアのトップクラスとの激突が予想される。