ミノワマン巨人崔狩りで決勝/DREAM
<DREAM.11>◇6日◇スーパーハルクトーナメント準決勝◇横浜アリーナ◇1万4039人
ミノワマン(33=フリー)が崔洪万(28=韓国)を2回1分27秒、カカト固めで破り、決勝進出を決めた。身長で43センチ、体重で62・5キロも上回る崔を攻め続けての完勝。5月に行われた1回戦ではボブ・サップ(35=米国)をアキレスけん固めで撃破しており、これで怪物格闘家相手に2連勝。夢の「超人最強」をかけ、決勝ではサップを破ったソクジュ(25=カメルーン)と対戦する。
1回戦のサップ戦に続き、175センチ、87・5キロのミノワマンが2人目の巨人狩りに成功した。身長218センチ、体重150キロの崔の下半身を狙って倒す作戦が成功した。初回から、果敢に足に組みついた。時折、崔のパンチを受けたが、ひるまなかった。2回にチャンスが訪れた。1分すぎ、左足に組みついて倒すと、そのまま崔のカカトを締め上げ、タップを奪った。試合後は恒例の右手を何度も突き上げるパフォーマンス。「すごく研究されていたが、本能の動きが出せた」と冷静に振り返った。
9月初旬に東京・両国の宮城野部屋に出げいこを行った。身長で192センチ、体重153キロの横綱白鵬には4番胸を借りた。全敗だったが、大きな相手を体感したことが自信になった。「目線の高さに対する恐怖心がなくなった」。この日、来場した白鵬は「試合展開としてはあれしかない。狙い通り」と拍手でミノワマンの勝利をたたえた。
少年のころ見たキン肉マンにあこがれ、格闘家になる決意をした。同トーナメントは「超人になる」夢をかなえるために出場した。決勝はUFCにも参戦していたソクジュに決定。「自分の中では、UFC代表のソクジュ選手と、DREAM代表のミノワマンという気持ちで戦いたい」。日程は大みそかのDynamite!!が有力。「夢が本物になってきた」と、「DREAM」実現に王手をかけた。【塩谷正人】
[2009年10月7日8時29分 紙面から]
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