新日本は19日、蝶野正洋(46)の長期欠場を発表した。首やひじなど数々の故障が理由で、期間は2月から半年。昨年デビュー25周年の節目を迎えたが、22日の沖縄大会を区切りに一時リングを離れる。

 新日本の菅林直樹社長によると、蝶野は契約更改の席で「夏まで半年間、体づくりをしたい」と話したという。蝶野の意思を尊重し、2月から戦列を離れることを認めた同社長は「長年やっているので、痛めているところが多々ある」と言い、退団や他団体参戦は否定した。蝶野の所属事務所は「痛めているところ、古傷を治すための静養」と説明した。

 蝶野は4日の東京ドーム大会で、65歳のテリー・ファンクのファイトを見て「65までリングに上がれるよう体調を整える」と話していた。今後に向け、レスラー人生最長の欠場で故障を癒やし、リフレッシュする。