総合格闘家の石井慧(23=アイダッシュ)が海外でプロ初のメーンに抜てきされた。5月15日、ニュージーランド・オークランドのASBスタジアムで行われる格闘技興行「X-PLOSION」に参戦。キックボクシングのWKBFニュージーランド・スーパーヘビー級王者タファ“タンパー”ミシパティと対戦するが、この「王者対決」が8日、メーンイベントに最終決定した。プロ3戦目の石井にとって初めてのメーン登場となる。

 現地関係者によれば、石井-ミシパティ戦決定を受け、現地の日本人ファイター2人が参戦し、アンダーカードも「日本-ニュージーランド」対抗戦と銘打った形に変更された。現地の盛り上がりぶりに、石井サイドは「競技は違うが、王者同士の激突。石井本人も負けられない気持ちが強くなっている」と解説した。

 現在、米ハワイでトレーニングを積んでいる石井は13日にはオークランド入りしてメーンに備えるという。