WBA世界スーパーウエルター級暫定王者・石田順裕(35=金沢)の2度目の防衛戦が、開催目前で急展開を迎えた。陣営は10月2日に同級9位リゴベルト・アルバレス(メキシコ)との敵地戦を予定していたが、WBAはこれを認めず、同級3位オースティン・トラウト(米国)戦の入札を9月21日にパナマ本部で行うと11日までに発表。金沢ジムの金沢英雄会長は「ムチャクチャ。指名試合をしろということらしいが、暫定王者にそんな義務はない。JBC(日本ボクシングコミッション)に相談する」と困惑していた。