WBC世界フェザー級王者・長谷川穂積(29=真正)が1日、兵庫・西脇市内にある母裕美子さん(享年55)の墓前に勝利を報告した。裕美子さんは10月24日にがんのため死去。長谷川は悲しみを乗り越え、先月26日にバンタム級に続く世界2階級制覇を達成した。この日自身のブログを更新。“弟分”の粟生隆寛(帝拳)とともに墓参りを行ったことを明かし「(母は)勝ったことは喜んでくれたけど、顔にアザつくったからちょっと不満顔でした…」「だから次の試合は綺麗な顔で報告に行きたいと思います」(ともに原文まま)とつづった。