米総合格闘技UFCの元ライトヘビー級王者で殿堂入り選手のチャック・リデル(41)が29日、引退を発表した。クートゥアらと好勝負を繰り広げ、05年にはベルトも奪取したが、ここ6戦で5敗と衰えが指摘されていた。「すべての人に感謝したい。次の準備はできている」。今後は、ホワイト社長から用意されたUFCの事業開発部長として第2の人生を歩む。(デーブ・レイブル通信員)