神戸市内で5日、8日のトリプル世界戦出場6選手による予備検診が行われた。

 WBC世界スーパーフェザー級王者粟生隆寛(26=帝拳)は、本音トークで王者としての風格を示した。初めて顔を合わせた22歳の挑戦者ウンベルト・グチェレス(22=メキシコ)の印象を聞かれ、「まだ幼い感じだなと。見た目が幼いですね」とバッサリ。身長では5センチ低かった粟生だが、リーチ差は1センチとほぼ同じだったこともあり「体格差がなかったので、気持ちが楽になった」と話した。