IGFのアントニオ猪木会長(68)が28日、東日本大震災の被災地で復興支援活動を行う考えを示した。被災者1200人を東京・両国国技館に無料招待して行った「INOKI

 GENOME」から一夜明けたこの日、都内で会見。「皆さんに喜んでいただけた。被災地の状況も変わっており、今回と形を変えてやる。ただ、震災を商売の道具にはしない」とチャリティー活動に徹するつもりだ。

 前日の大会には、興行誘致に積極的な中国のテレビ局や台湾の企業関係者が訪れ、インドからもオファーを受けたという。「プロレスは世界に通用する」と海外進出の手応えもつかんだ猪木会長。ブッチャー、タイガー・ジェット・シン組の襲撃を鉄拳制裁で退け、燃える闘魂に火がついた。