ノアの小橋建太(44)が6日、取締役副社長を“電撃退任”した。

 新日本のエースからフリーに転じた蝶野正洋(48)は「残された現役生活を完全燃焼してほしい」とエールを送った。大きなケガと団体経営を背負う、境遇を知る仲。「小橋選手には病気(腎臓がん)もあった。今までの負担を背負っていてはつぶれてしまう。自分もそうだが、現役生活はもう、それほど長くはない。それを完全燃焼させることが大事」。自身も10年1月で新日本所属を離れ、全日本、ゼロワン、IGF(プロデューサー)と移り、古巣のリングにも上がる。「重荷を下ろし、出場試合も絞って、万全な状態でリングに上がるのもいい。オレも同じ」。