元大相撲力士の霧の若で、昨年の八百長問題で引退した岡本将之氏(28)が、アントニオ猪木会長(68)率いるIGFでプロレスデビューすることが15日、分かった。2月17日に東京ドームシティホールで行われるIGFの今年初興行「GENOME18」でデビューする。対戦相手は現在、調整中。岡本氏は大相撲を引退後、昨年中から同団体で練習を重ねていた。

 この日、米ニューヨークへの帰宅を前に都内で会見した猪木会長は「昨年12月(の興行で)という可能性もあった。体をもうひと絞りして、2月にデビューする」と明かした。岡本氏は大相撲で陸奥部屋に在籍し、72場所で通算310勝291敗。最高位は西十両4枚目だった。