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内山高志が首回り1・5センチ増

予備検診を受ける内山。後方は挑戦者の金子(撮影・丹羽敏通)
予備検診を受ける内山。後方は挑戦者の金子(撮影・丹羽敏通)

 WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34=ワタナベ)が米国発のフィットネスギア「TRX」の効果で、最強の肉体をつくり上げた。31日、東京・大田区総合体育館で同級4位・金子大樹(25=横浜光)とのV8戦に備え、28日に都内で予備検診に臨み、首回りが5月のV7戦よりも1・5センチもアップ。胸囲も同じ階級の他3選手を上回る100センチを保ち、肉体の進化を証明した。

 鍛えにくい首回りが約7カ月間で太くなった。5月の予備検診では37センチだった頸(けい)周が、38・5センチにアップした内山は「首を強化する練習もやってきました」とニヤリと笑った。減量中にもかかわらず、前回と同様、胸囲も100センチ。「胸囲というよりも背中の筋肉を鍛えた」と分析。通常の筋力トレでは鍛えることが難しい部位を強化させてきたという。

 V8戦に備えたフィジカルトレに、主にNFL選手が使用する米国発のフィットネスギア「TRX」を導入した。ゴムチューブの先につり輪状のハンドルがつく器具で、つり下げる場所があれば、どこでも練習可能。エクササイズの種類は200以上ある。そのハンドルを手や足に引っかけ、さまざまな姿勢で引っ張る。内山は「一言で言い表せない種類の練習があるんです」と力説。時には宙づり、逆さづりの体勢になるメニューもあったという。

 内山の練習メニューにTRXを採用したフィジカル担当の土居進トレーナーは「確実に言えることは強くなっているということ。34歳のチャンピオンですが、肉体の数値が全体的にまだまだ伸びている」と太鼓判を押した。信頼するトレーナーの言葉を胸に、内山は「筋肉で勝負するわけではない。ボクシングで勝負するので」と前置きした上で「鍛えて損はない。すべてがプラスに出ると思います」と自信をみなぎらせた。

 筋肉量が増えた効果で、新陳代謝も良くなった。体重の落ちにくい季節だが、1度の練習で2キロ近く体重が減る。予備検診後は「落ちてもいけない」と練習を取りやめた。6連続KO中で、日本王座4度防衛と勢いのある金子が挑戦者だが「今年も勝って年を越したい」。3年連続の大みそか出陣となる内山に、死角はなさそうだ。【藤中栄二】

 [2013年12月29日9時19分 紙面から]

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