日本人最速のプロ6戦目で世界王座を獲得した、WBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21=大橋)が15日、3階級制覇を狙う井岡一翔(25=井岡)との「夢対決」実現へ前向きな意向を示した。

 大橋秀行会長(49)は井上の階級について1、2週間以内に結論を出すとし、次戦は9月ごろに行うと明かした。井岡戦については「理想は防衛戦をして、フライ級で王者同士の統一戦」としながらも、「こういうのは戦わないといけない。時期が来れば、ぱぱっと決まっちゃうんじゃないか」と前向き。「お互い同じ距離だし、すごい試合になりそう」と思いを巡らせていた。