今日5日に行われるWBCダブル世界戦の計量が4日に都内で行われた。

 WBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥(21=大橋)は48・8キロでクリア。「ホッとした。スムーズに落とせ、生き生きしている」と、笑顔で恒例の鶏料理「サムゲタン」を口にした。今回はもも肉を胸肉にして、にんにく多めとひと工夫。腕をふるった父真吾トレーナーは「塩味だけど愛情が濃いめ」と後押しだ。井上は「適性階級で長く防衛したい」と言い、真吾トレーナーも「親としてはもうやらせたくない」。次はフライ級に上げ、いきなり2階級制覇挑戦の可能性もある。