WBC世界フライ級3位亀田興毅(22=亀田)が19日、成田空港から合宿先のフィリピンに出発した。11月29日の世界戦(さいたまスーパーアリーナ)で挑戦する同級王者内藤大助(35=宮田)と同じ体格(164センチ)の右ボクサー数人と、帰国する24日まで1日に最低6回、計36回のスパーリングを予定している。WBA世界ライトフライ級との2階級制覇を狙う興毅は「今までは体作りの期間。スパーリングでパンチの打ち方、タイミング、距離感をつかんできたい」と気合十分だった。