スーパーフライ級転級初戦を迎える亀田興毅(23=亀田)が相手の調整ミスによるハンディ戦を容認した。興毅は契約体重のリミット52・5キロでクリアしたが、セシリオ・サントス(31=メキシコ)は1・4キロ超の53・9キロ。通常なら再計量だが、両陣営と日本ボクシングコミッションが協議し、53・9キロ契約に変更となった。先に会場を後にしていた興毅だったが「落ちないって言ってるんやから仕方ない。こっちは元世界王者やからな」と余裕を見せていた。なおサントスは試合当日に再計量し、53・9キロから8%増となる58・2キロを超えれば試合が認められず不成立となる。