関脇照ノ富士(23)が、関脇妙義龍(28)を退けて11勝目。直後に1差で追っていた横綱白鵬(30)が大関稀勢の里(28)に敗れ、ついに首位に並んだ。4敗で6人が続き、14日目を終えて1差に8人がひしめくのは1972年(昭47)初場所以来43年ぶりの大混戦。

 ◆14日目終了時で1差に8人 72年初場所以来43年ぶり。同場所の状況は、4敗で大関琴桜、平幕福の花、栃東の3人が並び、5敗で大関清国、関脇長谷川、小結輪島、平幕吉王山、若二瀬の5人が追う展開。千秋楽は4敗の琴桜、福の花は敗れたが、栃東が清国を破り、11勝4敗で初優勝。