幕内常幸龍(26=木瀬)が31日、13年8月に結婚した真美夫人(29)と都内で挙式・披露宴を行い、出羽海一門の関取や日大の後輩の幕内遠藤(24=追手風)ら約500人から祝福を受けた。

 式では、昨年1月に誕生した長男心絆(しんば)ちゃん(1)と3人で再入場した際、幕内佐田の海(28=境川)からビンごと酒を勧められて、一気に飲み干すおとこ気も披露。3人でケーキにも入刀し「やっとこの日を迎えられました」と満面の笑みを浮かべた。

 夏場所では右膝のけがもあって負け越し、名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)では十両陥落が濃厚だが「今まで三役になって満足していた部分があったが、(11年技量審査場所初土俵の)同期生の照ノ富士が大関になり、自分も大関になりたいという目標ができた。先に優勝を持って行かれて、大関も取られて、情けない気持ちもある。けがは言い訳にできない。あいつ以上に稽古する。頑張ります」と力強く語った。